「二の腕を細くしたい
「バストをふっくら引き上げたい」
そんな気持ちから、つい腕の筋トレや腕立て伏せに走りがちですよね。
でも、その前にやるべき本当に大切なことがあるんです。
それは!
つまり、腕だけで頑張るのではなく、肩甲骨を起点に体幹と一緒に動かす感覚を身につけることで、
見た目も動きも大きく変わってくるのです。
腕は体幹とつながることで美しくなる
体のつくりを見てみると、腕は肩甲帯(肩甲骨+鎖骨)を通して体幹とつながっています。
だからこそ、腕を単独で動かすのではなく、体幹と連動させて使うことがとても大切。
腕は体幹からバラバラに動くものではなく、肩甲骨というつなぎ役を通して、
初めてしっかりと連動できるようになります。
このつながりがない状態で、いくら二の腕を鍛えても
といったことが起こってしまうのです。
肩甲骨は「浮き骨」とも呼ばれ、肋骨の上を滑るように位置しています。
骨格的には体幹と関節で直接つながっておらず、唯一の骨のつながりは、
鎖骨を介して胸骨と連結している部分だけ。
そのため、肩甲骨を安定させるには、
筋肉や筋膜によるサポートが不可欠です。
ここがうまく働くことで、体幹と腕がしっかりつながり、
腕のラインやバストの位置まで変わってくるのです。
とくに前鋸筋は、肩甲骨を胸郭に吸い付けるように支える筋肉。
これが働くことで、肩や腕の動きがスムーズになり、余計な力みが抜けてきます。
この前鋸筋は、
体幹側にある外腹斜筋(がいふくしゃきん)=わき腹の筋肉と筋膜を通じてつながっています。
つまり、
さらに、背骨をスッと上に伸ばした姿勢で、
肩甲骨から腕を前にスライドさせるように動かすと、腕が無理なく長く伸びていきます。
これにより…
といった変化が起こるんです✨
肩甲骨から腕を動かす=しなやかな腕とバストラインに
前鋸筋が働くと、肩甲骨が肋骨に吸い付くように安定します。
その状態で腕を動かすことで、余計な力が抜けて「しなやかな動き」が生まれるのです。
ここで大事なのが、ピラティスでも基本的な動きであるアームアークス(Arm Arcs)。
これは仰向けで、両腕を床から頭上に向かってスライドさせる動きです。
この動きで肩甲骨がうまく使えていないと
などが起き、二の腕に効かないどころか、姿勢が崩れてしまうことも。
逆に、肩甲骨を広げる(外転)動きと、外腹斜筋とのつながりを意識することで、
腕の動きに体幹がついてくるようになり、
これが
「細く長い二の腕」と
「引き上がったバストライン」につながっていきます。
たとえばこんな動き👇
これらは、肩甲骨が
「動かない」「固定される」のではなく、
安定しながら滑ることが大切。
とくにプランクでは、
肩甲骨をガチガチに固めるのではなく、
前鋸筋で胸郭に吸い付けるように安定させるのがポイントです。
安定しながらも肩甲骨が滑る余白を保っておくことで、
腕で支える動作が体幹〜肩甲骨〜腕へとスムーズにつながり、
全身で支える感覚が育っていきます。
その結果、腕の負担が分散され、無理のない姿勢が保てるようになります。
など、全身の使い方が変わり、自然で美しいラインが生まれてきます。
✨ 最後に
筋トレだけじゃない、「しなやかさ」という選択肢
筋トレによるアプローチも、二の腕やバストラインづくりにはとても効果的です。
ただ、
「しなやかに整える」
ことを目指すなら、体幹と四肢をつなげるピラティスの動きが、
また違った角度からサポートになります。
ピラティスでは、「動きながら整える」ことで、
あなたの二の腕とバストラインも、
「体幹から腕をつなぐ」
ことで、確実に変わっていきますよ。
Tomomi Pilates Studio
毎月26が次の月のご予約開始日となります。
26日を過ぎても24時間365日いつでもご予約いただけます。
ぜひご利用くださいね。
電話番号: 048-972-6802
所在地 :埼玉県越谷市南越谷4-11-2 ウェストスクエア5C
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