新しいチャレンジのはじまり
7月に50歳を迎えた私は、
「新しいことにチャレンジしたい!」
という思いが強くなりました。
パート1では、久しぶりに体験したバレエで腰痛を発症してしまった経緯を書きました。
その後も「走るくらいならできるかも!」と思い立ち、
5年ぶりにランニングに挑戦したのです。
【5年ぶりのランニング】
初日は、3キロ走って2キロ歩き、合計5キロ。
「意外とまだ走れるかも!」と手応えを感じ、
調子に乗ってその後も4回ほど走りに行きました。
ところが、この判断が思わぬ落とし穴につながっていきます。
【腰痛さらに悪化】
実は、バレエで腰を痛めた状態でランニングに取り組んでしまったのです。
最初は「気のせいかも」「走ればほぐれるかも」
と前向きに考え、痛みを受け入れられませんでした。
結果的に4回も走りに行き、腰痛をさらに悪化させてしまいました。
最初は違和感程度だった痛みが走るたびに強まり、
「これはさすがにまずい」
とようやく認めざるを得なくなったのです。
【自己分析:なぜ腰痛が悪化したのか】
① 柔軟性と安定性のアンバランス
私は柔軟性が高いタイプです。
一見メリットですが、過度な柔軟性は関節の安定性不足につながります。
ピラティスで培った筋力はあるものの、バレエ特有の反り動作で腰に負担がかかり、
そのダメージが残った状態でランニングを始めたことが大きな要因だったと思います。
腰に違和感があるまま走ると、無意識に姿勢やフォームが乱れやすくなります。
骨盤が左右に揺れたり、腰が余計にねじれたりしてしまうことで、
ほんの小さなブレが生まれます。
そして、そのブレは一歩ごとに繰り返され、
1万歩以上も積み重なると、最終的に 腰椎やそのまわりの支持組織
(筋肉や筋膜などの軟部組織、さらに靭帯や関節・椎間板など)に
大きなストレスが集中してしまう のです。
② 年齢による体の変化
50歳という年齢では、椎間板や靭帯などの支持組織が若い頃ほど強くありません。
加齢とともに背骨のクッション性が低下し、
小さな衝撃でも痛みにつながりやすくなります。
そのため、5年ぶりにランニングを再開したことは身体にとって急激な負荷でした。
③ 側弯による左右差
私は軽度の側弯があります。
走る動きは本来左右対称ですが、側弯によるわずかな重心のブレが繰り返され、
左右どちらかの腰に負担が積み重なった可能性があります。
④ 運動習慣のギャップ
日常的にピラティスは続けているものの、
ランニング特有の「反復衝撃」には身体が慣れていませんでした。
バレエによる腰痛の余韻が残るなかでランニングを重ねたことで、
ダメージが増幅したと考えられます。
さらに、ランニングの衝撃は全身に伝わり、
脚や背中の張りが十分にほぐれず、
それが腰への負担をさらに増幅させた可能性もあります。
【今回の学び】
50歳の挑戦は、ただの勢いではうまくいかないことを実感しました。
でも、この経験があったからこそ
「自分の身体をより深く知ること」の大切さに気づけたと前向きに捉えています。
【その後の回復】
バレエで腰痛を発症し、ランニングでさらに悪化させてしまった私ですが、
約6週間の時間をかけて少しずつ回復していきました。
焦らず安静とセルフケアを重ねることで、Tomomi Pilates Studio
毎月26が次の月のご予約開始日となります。
26日を過ぎても24時間365日いつでもご予約いただけます。
ぜひご利用くださいね。
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