新越谷1分|本格ピラティス・マシンピラティス専門パーソナルスタジオ!理想のボディラインへ導くマンツーマンレッスン
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  1. ピラティスお役立ち情報
 

ピラティスお役立ち情報


私は今年7月に50歳を迎えました。

節目の年ということもあり、
「新しいことに挑戦したい!」

という気持ちが湧いてきて、思い切ってバレエの体験レッスンに行ってきました。


実はバレエは、10代〜20代の頃に少しだけ習った経験があるのですが、
それ以来ずっと遠ざかっていました。


「柔軟性には自信があるから大丈夫!」そう思っていたのですが、
結果は…腰を痛めてしまったんです💦


【なぜ腰痛になってしまったのか?自己分析】


私はもともと股関節が 内旋気味(内向きになりやすい骨格特性) で、
外旋(外にひらく動き)の可動域は狭めです。


普段のピラティスではそこまで強い外旋は行わないのですが、
バレエの動きでは「股関節を外に開いて立つ(ターンアウト)」が基本。
久しぶりに挑戦した私は、できることに甘えて無理に脚を開いてしまったのです。



本来は外旋が骨格的に苦手な動きでしたが、
柔軟性にまかせて無理をすれば開脚180度もできていました。

ただし、股関節の外旋だけでその可動域を作ったのではなく、
もしかすると仙腸関節までも一緒に大きく動かしてしまったのかな、と分析しています。


【仙腸関節ってなに?】


仙腸関節とは、骨盤をつくる「寛骨(骨盤の左右の大きな骨)」と
「仙骨(背骨の一番下にある骨)」をつないでいる関節のこと。



本来はあまり大きく動く関節ではなく、体の安定性をつくる役割が大きい部分です。

しかし、ここを普段動かさないのに急に大きく動かそうとすると、
靭帯や関節に負担がかかり、痛みの原因になることがあります。



【実は私は…】


実は私は外旋(脚を外に開く動き)自体は柔軟性である程度できるのですが、骨
格的にはもともと苦手な動きなんです。

その理由が、「前捻角(ぜんねんかく)」
 という骨格の構造上の特性にあります。


【前捻角とは?】


股関節をつくる大腿骨の骨頭と頸部は、
少し前にねじれた角度を持っています。

この角度を「前捻角」と呼びます。


成人ではだいたい10〜20°が正常範囲で、平均は15°前後。

この角度の大小によって、股関節の動きやすい方向が変わり、
立ち姿勢や歩き方、さらには得意・不得意の動作まで影響します。


【前捻角が大きいとどうなる?】



前捻角が大きい人は、大腿骨頭(大腿骨頸部)が前方に強くねじれている構造を持っています。

そのため、股関節としては 内旋方向に置かれやすく、
外旋方向に動きにくい という特徴があります。


わかりやすく言うと


◎立ったときにつま先が自然と内側を向きやすい


◎あぐらがかきにくい


◎バレエのターンアウト(脚を外に開く動作)が苦手


◎歩くときに内股になりやすい


といった傾向があります。

これは「筋肉が硬いから」ではなく、骨格の構造的な特性なのです。


【私の場合(34°の前捻角)】



実際に私の前捻角は 34°ほど あります。

これは正常値の約2倍にあたり、「過前捻」と呼ばれる範囲です。


つまり、私は生まれつき 大腿骨頭が前方にねじれ、
股関節としては内旋位にある 構造を持っています。

そのため、10代の頃に習っていたバレエでは、
どうしても「脚を外に開く」動作が苦手でした。


一生懸命がんばって外旋させようとすれば、股関節や腰、膝に負担がかかり、
本来なら痛みにつながるはずでしたが、当時は柔軟性があったため若い頃は痛みが出ませんでした。


【今回の学び】


私が腰を痛めてしまったのは、

股関節の外旋可動域が狭いのに、無理して動かしてしまったこと。


その結果、普段あまり動かしていない仙腸関節まで過度に動かしてしまったこと


この2つが大きな原因でした。


もしバレエを続けたいのであれば、普段から股関節の外旋可動域を少しずつ広げることや、
仙腸関節まわりの可動性を整えておくことが必要だと感じています。


【骨格を理解する大切さ】


前捻角が大きいことは「欠点」ではなく、その人の個性です。

ただ、自分の体の構造を知らないまま「みんなと同じように動こう」とすると、
無理がかかってケガをすることがあります。


私は バレエには不向きな骨格特性 を持っていましたが、
ピラティスに出会えたことで「自分の骨格に合った動き」で体を整えることができるようになりました。

だからこそ、同じように「自分の体の構造」を知ることは、
健康や美しさのためにとても大切だと感じています。


【久しぶりに運動、スポーツを始める方へメッセージ】


「久しぶりだから大丈夫かな?」

「柔軟性はあるからできるはず!」


そう思って無理をすると、
私のように思わぬところで体を痛めてしまうことがあります。


大切なのは、 できるかどうかではなく、
その動きを安全に支えられる体になっているかです。


今回の経験を通して、改めて「体は動かせるところまで動かせばいいのではなく、
正しい準備があってこそ安心して楽しめる」ということを強く実感しました。



皆さまもぜひ、日々のレッスンで“安全に動ける体づくりを一緒に積み重ねていきましょう。


👉 まとめ

私のように前捻角が大きい人は、股関節が構造的に内旋位にあるため、
外旋動作(脚を外に開く動き)は制限されやすいのです。


大切なのは「柔軟性や努力で無理をすること」ではなく、
自分の骨格特性を理解したうえで、自分に合った動きを選ぶこと。

それが、年齢を重ねてもケガをせず、しなやかに体を使い続けるための第一歩だと思っています。




「最近なんとなく疲れやすい」

「いつも決まって片脚だけ疲れる」

「スカートが歩くたびに回る気がする…」


そんななんとなくの違和感、感じたことはありませんか?


その原因、もしかすると

「脚の長さの左右差(=脚長差)」

かもしれません。


【脚長差って、特別なことじゃない】



実は左右の脚の長さに差がある人はとても多く、

調査によると9割以上の人に1cm未満の脚長差があるといわれています。


特に、


・幼少期からスポーツをしていた方


・片側でかばうクセがある方


・デスクワークや立ち仕事で姿勢が偏りがちな方


このような生活背景がある人に多く見られます。


そして驚くことに、たった数ミリの差でも


・骨盤の傾き


・背骨のゆがみ


・肩の高さの違い


・顔の左右差


・片脚だけ太くなる


・痩せにくい体質 …など


美容面・健康面にさまざまな影響を及ぼすことがあるのです。




【脚長差が美容面に与える影響】

私はこれまでのべ15,000名以上の方の姿勢と動きに向き合ってきました。


たくさんのお身体を見てきて気づいたこと。

それは、「美しく立つ人」や「歩き方がしなやかな人」は、

脚の左右差が少ない、またはうまく調整されているという共通点があるということです。



脚長差によって骨盤が傾くと、次のような現象が起きやすくなります👇


・お尻の高さが左右で違う


・スカートやパンツがねじれる


・片側だけお尻が大きくなる


・外ももや内ももが太く見える


・O脚・X脚傾向が強くなる


つまり…



「下半身が痩せにくい」

「お尻が落ちる」

「骨盤が開いて見える」



そんなお悩みの“隠れた原因”が、実は脚長差であることもあるのです。


【健康面にも大きな影響が】



脚長差があると、歩くたびに体は傾いた土台で、
床からの衝撃を吸収することになります。


この積み重ねが、やがて次のような不調へとつながります。


・腰痛・膝の違和感・股関節の重だるさ


・片側だけ肩こりや背中の張り


・歩行が不安定になる


・転びやすくなる


・原因不明の慢性不調が続く …など



「なんとなく治らない不調」


それ、脚長差から来ている可能性もあるんです。


【見直されはじめた脚長差という視点】



これまで医療の現場では、


「3cm以上の差がなければ治療対象にならない」

とされることが多く、

1cm未満の差は軽視されがちでした。


でも最近では、

数ミリの差でも、身体の土台には大きな影響がある
という認識が広がりつつあります。


・姿勢が崩れる


・筋肉バランスが乱れる


・歩き方や立ち姿が崩れる


こうした「しなやかさの崩れ」は、

小さな左右差から始まっていることも。



【脚長差は変えられる】



「脚の長さなんてどうしようもない」

と思っている方へ。



脚長差には2つのタイプがあります。


1・先天的に骨の長さが違うもの


2・骨盤のズレや筋肉のバランスの偏りによる「機能的脚長差」



後者の「機能的脚長差」は、

姿勢や動き方を見直すことで整えていくことができます。



【スタジオでは土台から整えるアプローチも】


トモミピラティススタジオではこれまで通り、

ピラティスを通じて体の使い方を最適化していくことを大切にしています。


そこに加えて、今後は必要な方に

「脚の左右差を整えるための評価とアプローチ」
も導入していきます。



・見た目を引き締めたい方


・体の根本から整えたい方


・ずっと続く不調を改善したい方


どの方にも共通する第一歩は、

「自分の土台=骨盤と脚のバランス」
に気づくことだと思います。



【まとめ|脚長差を整えると、しなやかさが戻ってくる】



美しさは「ライン」だけじゃありません。

「歩き方」「立ち姿」「所作のしなやかさ」
がある人は、どんな体型でも魅力的に映ります。


脚長差に気づくことは、

しなやかな動きを取り戻す第一歩。


トモミピラティススタジオでは、これからもお一人おひとりの身体と丁寧に向き合い、

骨格・姿勢・動きの質から美しさを引き出すサポート

をしていきます。


気になる方は、ぜひレッスンの中でお気軽にご相談くださいね。

「脚の使い方」「骨盤の傾き」「脚長差の評価」など、体の土台から一緒に整えていきましょう✨





ピラティスで「口が開けやすくなった!!」

お客様の声


「最近、口がスムーズに開けられるようになったんです!」

そんなうれしい声を、ピラティスを継続されているお客様から頂きました。


実は、顎関節(がくかんせつ)と姿勢は深く関係しているため、
ピラティスによって姿勢や筋肉のバランスが整うことで、
顎まわりの不調がやわらぐことがあります。




顎関節って、どこにあるの?



口を開けたり閉じたりするときに動く「顎の関節(がくかんせつ)」は、
耳のすぐ前にあります。

そしてその少し奥には、バランスを感じるセンサー
(平衡感覚/体がグラグラしないように、まっすぐ立ったり、ふらつかないように教えてくれる場所(=バランスを感じるところ)」)
が入っている

「内耳(ないじ)」があります。





顎関節と内耳は、どちらも「側頭骨」という同じ骨の中に存在しています。

顎関節は「下顎窩(かがくか)」というくぼみに位置し、

内耳は、同じ骨の中でも「錐体部(すいたいぶ)」という部分に収まっていて、

バランス感覚や聴覚を担う大切な器官です。



つまり、顎関節と内耳は構造的には別物でも、骨を共有する非常に近い関係にあります。



顎関節の不調や咀嚼筋の過緊張、そして姿勢の崩れなどによって、顎関節の動きに制限がかかると、

それに伴って側頭骨にもわずかなストレスや歪みが生じることがあります。



内耳はこの側頭骨の中にあるため、平衡感覚やバランスにも間接的な影響が及ぶことがあるのです。



だからこそ、顎関節の不調がめまいやふらつきなどの原因になっていたり、

逆に姿勢を整えることで、顎の動きとバランス感覚の両方が安定してくることもあるのです。



ピラティスができること



ピラティスでは、身体の深層にある筋肉(インナーマッスル)を丁寧に目覚めさせながら、

頭部・胸郭・骨盤のアライメント(位置関係)を調整し、

不要な緊張をゆるめ

滞っていた動きを自然な方向へ導いていきます。




その結果、「口が開けやすくなった」という変化に加え、

「顎まわりが軽く感じられるようになった」とおっしゃる方も多くいます。


これは、顎の周囲にある咀嚼筋や側頭筋などの緊張がゆるみ、

関節や筋肉が本来の自然な位置に戻ってきたサインとも言えるでしょう。



れは単なる「見た目の変化」だけではなく、
体の使い方そのものが、内側から変わってきた証拠なのです。




実際のお客様の声をご紹介します




以下は、当スタジオに通ってくださっているお客様から頂いた実際のお声です


こんにちは。

いつもレッスンありがとうございます。


顎関節ですが

【症状】
1度に大きく口を開くことが難しかった。

大きく開ける際は、少し開けてから2段階にして開けるかんじです。
その際、カクッとなる感覚があります。



【現在】
いつから症状が軽減されたか

はっきり意識が無いのですが、

以前よりスムースに口が開けられていることに気付きました。

現在は1度で大きく口を開く事ができています。
カクッとなる感覚も軽減されています。



こちらのお客様は、ピラティスを始めて8ヶ月目でこのような変化を実感されました。



ピラティスが顎関節症の改善に役立つ理由


では、なぜピラティスが顎の症状に影響を与えるのでしょうか?


ポイントは以下の3つです。


① 姿勢が整い、顎関節の位置が安定する

猫背やストレートネックなどの姿勢不良は、顎関節に余分な負担をかけます。

ピラティスによって背骨のアライメントが整うことで、顎関節の負担が減少します。


② 呼吸が深くなり、顎まわりの緊張がゆるむ

ピラティスの呼吸(胸式ラテラル呼吸)は、横隔膜と舌骨筋(顎まわりの筋肉)に関係しています。

呼吸を整えることで、顎まわりの筋肉の緊張が緩和されやすくなります。



③ 体幹が安定し、噛む・話す動作がしやすくなる

体幹(コア)が安定すると、首や顎に無駄な力が入らず、
全身の連動で自然な咀嚼や発声ができるようになります。




まとめ



✔ 顎関節は、姿勢と深くつながっている

✔ 姿勢の崩れは、顎関節に負担をかける

✔ ピラティスは、姿勢と呼吸の両面からアプローチし、
 顎関節の状態にも良い影響を与える




今回ご紹介したお客様のように、はっきりと自覚していなかったけれど、
ふと気づいたら改善していたというケースも少なくありません。



「顎がカクカクする」
「口が開きにくい」


といった症状にお悩みの方も、

まずは姿勢を整えることから始めてみませんか?




ピラティスは、単なるエクササイズではなく、
「動ける身体」「話しやすい身体」「噛める身体」

をつくる土台にもなります。



姿勢を整えると、所作も整う



姿勢を整えることは、単に「背筋を伸ばすこと」ではありません。

それは、呼吸・発声・咀嚼・歩き方・話し方といった日常動作を、美しくしなやかに変えていくこと。


姿勢が悪いと、顎が下がってしまうために、
つぶやくように話すようになり、

はっきりと発音ができなくなってしまいます。




大人の女性こそ、自分の体を大切に整えることで、
静かに自信がにじみ出るような所作の美しさを手に入れることができます。




もし今、口の開けづらさや顎の違和感を感じていたら、

それは「姿勢を見直すサイン」かもしれません。




「ポッコリお腹改善」をテーマに、ちょっと深いけど超大事な話をしていきます。



実はポッコリお腹って、単に脂肪がついてるだけじゃないんです。
体の奥の筋肉(深層筋や中間層の筋肉)
がうまく使えていないことが大きな原因のひとつなんです。


そこで今回注目するのが、



  •  内腹斜筋(ないふくしゃきん)
  •  腸腰筋(ちょうようきん)


この2つの筋肉をセットで使うことが、ポッコリお腹改善のカギになります!



内腹斜筋は下腹部の筋肉です)

腸腰筋は、腰から脚につながる体の奥の筋肉で、
脚を上げたり、姿勢を支えたりする大事な筋肉です。)

ポッコリお腹の原因は、筋肉の使い方にあった!



ポッコリお腹になるとき、こんなクセがないか思い出してみてください。




  •  立ったとき腰が反ってしまう(反り腰)
  •  骨盤が前に傾いている
  • お腹を突き出すような姿勢になっている


これ、全部体幹の深い筋肉や中間層の筋肉がうまく使えていないサイン。



本来なら、お腹の奥にある腹横筋や内腹斜筋

そして足の付け根の深いところにある腸腰筋がしっかり働いて、

骨盤と背骨をいい位置にキープしてくれるんです。



でも、これらの筋肉がサボると、

骨盤が前に倒れ、内臓も前に落ちてきてしまう…。

それが「ポッコリお腹」として表に出てきちゃうんですね。



ポッコリお腹を改善するポイント


ピラティスでポッコリお腹を本気で改善するには、内腹斜筋と腸腰筋

セットで使うことがカギ!


特に、股関節を伸ばす動き(例えば脚を後ろに引く動き)をするとき、



  •  腹横筋や内腹斜筋で骨盤の位置を安定させ
  • 腸腰筋で股関節を正しく動かす


この2つを同時に働かせることで、骨盤がグラグラせず、

きれいな姿勢が作れるんです。


「お腹をへこませる」「腰を押し付ける」みたいな表面的な意識じゃなくて、


深層や中間層の筋肉たちで支える感覚を育てていくことが大切です。


 具体的にどうすればいい?



じゃあ、今日からできることは?


 1. 腰を反らない意識


脚を動かすとき、腰をそらさないことを意識します。

脚を後ろに引くとき(例:うつ伏せで脚を持ち上げるとき)も、

腰を反らずに、お腹を薄く保つこと。


 2. 下腹部をうすーくする意識


お腹をペチャンコに凹ませるのではなく、

「そっと下腹をうすーく引き寄せる」感じ。

それだけで内腹斜筋がスイッチオンされます!


3. 鼠径部(脚の付け根)を意識する


腸腰筋がちゃんと働いていると、脚の付け根がスッと伸びます。

後ろ脚を持ち上げたり、立ち姿勢で安定感が出たりしてきますよ。




最後に



ポッコリお腹を本気で直したいなら、

ただ腹筋運動をガシガシやるより、


「内腹斜筋と腸腰筋をセットで使う」



これを意識したほうが、確実にきれいに引き締まります。


地味だけど、めちゃくちゃ大事。

体の奥の筋肉たちと仲良くなることが、

未来の自分の体を守ることにつながります。


今日からぜひ意識してみてくださいね!

今回はポッコリお腹の原因について、内腹斜筋と腸腰筋にフォーカスしてお話ししました。



もちろん、ポッコリお腹の原因はこれだけではありません。他にも大切なポイントがたくさんあります!


次回も引き続き、ポッコリお腹改善について詳しく掘り下げていきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!



「二の腕を細くしたい

「バストをふっくら引き上げたい」


そんな気持ちから、つい腕の筋トレや腕立て伏せに走りがちですよね。


でも、その前にやるべき本当に大切なことがあるんです。



それは!



腕を肩甲骨から動かせるようになること。





つまり、腕だけで頑張るのではなく、肩甲骨を起点に体幹と一緒に動かす感覚を身につけることで、

見た目も動きも大きく変わってくるのです。



腕は体幹とつながることで美しくなる



体のつくりを見てみると、腕は肩甲帯(肩甲骨+鎖骨)を通して体幹とつながっています。




だからこそ、腕を単独で動かすのではなく、体幹と連動させて使うことがとても大切。


腕は体幹からバラバラに動くものではなく、肩甲骨というつなぎ役を通して、
初めてしっかりと連動できるようになります。



このつながりがない状態で、いくら二の腕を鍛えても



  • 肝心の筋肉に効かない
  • 肩がゴツくなる
  • バストが下がりやすくなる


といったことが起こってしまうのです。


肩甲骨は「浮き骨」って知ってましたか?



肩甲骨は「浮き骨」とも呼ばれ、肋骨の上を滑るように位置しています。

骨格的には体幹と関節で直接つながっておらず、唯一の骨のつながりは、

鎖骨を介して胸骨と連結している部分だけ。



そのため、肩甲骨を安定させるには、

筋肉や筋膜によるサポートが不可欠です。



ここがうまく働くことで、体幹と腕がしっかりつながり、

腕のラインやバストの位置まで変わってくるのです。




安定のカギは前鋸筋とローテーターカフ


肩甲骨を安定させるには、表層にある前鋸筋と、


深層にあるローテーターカフ(肩の深部筋群)などが連携して働くことが大切です。




とくに前鋸筋は、肩甲骨を胸郭に吸い付けるように支える筋肉。

これが働くことで、肩や腕の動きがスムーズになり、余計な力みが抜けてきます。




✨前鋸筋 × 外腹斜筋の連動が美ボディをつくる!


この前鋸筋は、

体幹側にある外腹斜筋(がいふくしゃきん)=わき腹の筋肉と筋膜を通じてつながっています。





つまり、



  • 腕を「前鋸筋で支える」ように使うと、肩甲骨が安定
  • 体幹(特にわき腹)が自然と引き締まり、姿勢も整ってくる


さらに、背骨をスッと上に伸ばした姿勢で、

肩甲骨から腕を前にスライドさせるように動かすと、腕が無理なく長く伸びていきます。


これにより…



  • バストの土台(肋骨)が引き締まって上がる
  • 二の腕がスッキリ見える
  • 巻き肩が改善されてデコルテが開く


といった変化が起こるんです✨




肩甲骨から腕を動かす=しなやかな腕とバストラインに




前鋸筋が働くと、肩甲骨が肋骨に吸い付くように安定します。

その状態で腕を動かすことで、余計な力が抜けて「しなやかな動き」が生まれるのです。


ここで大事なのが、ピラティスでも基本的な動きであるアームアークス(Arm Arcs)。

これは仰向けで、両腕を床から頭上に向かってスライドさせる動きです。


この動きで肩甲骨がうまく使えていないと



  • 肋骨が前に開く
  • 腰が反る
  • 肩がすくむ


などが起き、二の腕に効かないどころか、姿勢が崩れてしまうことも。



逆に、肩甲骨を広げる(外転)動きと、外腹斜筋とのつながりを意識することで、

腕の動きに体幹がついてくるようになり、


これが


「細く長い二の腕」と

「引き上がったバストライン」につながっていきます。





✨ ピラティスで意識したい動作ポイント


たとえばこんな動き👇



  • アームアークス(仰向けで腕の上下)
  • プランク(腕で体を支える)
  • チェストリフト(肩甲骨を安定させたまま胸椎を丸める)



これらは、肩甲骨が


「動かない」「固定される」のではなく、

安定しながら滑ることが大切。



とくにプランクでは、

肩甲骨をガチガチに固めるのではなく、

前鋸筋で胸郭に吸い付けるように安定させるのがポイントです。






安定しながらも肩甲骨が滑る余白を保っておくことで、
腕で支える動作が体幹〜肩甲骨〜腕へとスムーズにつながり、
全身で支える感覚が育っていきます。



その結果、腕の負担が分散され、無理のない姿勢が保てるようになります。



このように肩甲骨がしなやかに安定することで



  • 肩の可動域が広がる
  • 腕の重みを肩だけでなく、肩甲骨を支える背中の筋肉(広背筋・前鋸筋・菱形筋・僧帽筋など)や、
    体幹全体で分散して支えることができるようになる
  • バストの土台となる胸郭が安定し、上向きになる


など、全身の使い方が変わり、自然で美しいラインが生まれてきます。






✨ 最後に

筋トレだけじゃない、「しなやかさ」という選択肢



筋トレによるアプローチも、二の腕やバストラインづくりにはとても効果的です。

ただ、

「しなやかに整える」


ことを目指すなら、体幹と四肢をつなげるピラティスの動きが、

また違った角度からサポートになります。





ピラティスでは、「動きながら整える」ことで、



  • 無理に力を入れず
  • 固めすぎず
  • 自然と引き締まったラインに近づける




あなたの二の腕とバストラインも、


「体幹から腕をつなぐ」

ことで、確実に変わっていきますよ。





「痩せたくて運動してるけど、なんか成果が出ない…」

「頑張って背筋を伸ばしてるのに、むしろ腰が痛い…」

そんな風に感じている方、もしかしたら“姿勢”と“動き方”にヒントがあるかもしれません。


「姿勢を良くすると痩せるらしい」


SNSや雑誌でそんな言葉を見かけて、
「え?本当に?」
と思ったことはありませんか?







実は最近、ダイエット目的で姿勢を改善したいというクライアントさんが増えています。
でも、なぜ姿勢を整えることがダイエットにつながるのか、その仕組みまでは意外と知られていません。


今回は、姿勢とダイエットの意外な関係、そして本当に大事なのは
「止まった姿勢」ではなく「動きの質」だというお話をしていきます。


1. 姿勢は“静止画”ではなく、“動画”でとらえる


私たちはつい、「姿勢=立ち方」だと思いがち。
でも実際には、姿勢は静止した瞬間の形ではなく、動きの質に現れるものなんです。



たとえば



  • 立っていると反り腰なのに、座ると背中が丸まる
  • 四つ這いになるとお腹が抜けて腰が反る(または丸まる)
  • スクワットすると、腰を反って支えようとしたり、または股関節が深く曲がらずに腰が丸まってしまったりする


こうした動きのクセは、表面的な姿勢の見た目以上に、

筋肉の使い方や関節の使われ方に大きな影響を与えています。



2. 股関節の使い方で、姿勢も動きも変わる








姿勢は、骨盤や背骨だけで決まるものではありません。

実は「股関節の使い方」が変わると、姿勢も動きも大きく変わるんです。






股関節の動きが滞ってしまい、身体の連動がうまくいかなくなると、

腰や太ももに頼った動き方になってしまいます。



これが反り腰や腰椎屈曲(腰が後弯する)、つまり腰を丸める動きのクセ、

そして太もも前が張るといった原因につながっているケースも少なくありません。



実は、多くの方が無意識のうちに、太ももの骨の先端(=大腿骨頭)が

前にズレたような位置で立ったり座ったりしていることが多いんです。



本来、股関節は曲げる時に「太ももの骨の先端が骨盤の中で後ろにスライドするように動く」

のが自然なのですが、普段から姿勢が崩れていたり、

お尻の筋肉がうまく使えていなかったりすると、

その骨の位置が前に押し出されたまま固まってしまうことがあります。




この状態が続くと、しゃがむ・立ち上がるなどの動きのときに、

股関節の前側で骨や組織が詰まる感じや、動かしづらさが出てくるんですね。




この前に押し出されたポジションというのは、

表面的には「姿勢が悪い」だけに見えるかもしれませんが、

実際は関節の中の滑らかな動きが妨げられている状態。








すると、動きを代償するように腰を反らせたり、丸めたりしてしまい、

太もも前の筋肉ばかり使うことで、反り腰や腰の丸まり、

そして体のアンバランスにもつながってしまうんです。




インナーマッスルを働かせるには、股関節がぐらつかずに安定していることが大切です




股関節がしっかりと機能すると、

お腹の奥の筋肉(インナーマッスル)が自然と働きやすくなり、

体幹が安定しやすくなります。



だからトモミピラティススタジオでは、股関節の動きをとても丁寧にお伝えしています





ピラティスの動作ひとつひとつで、

「股関節から曲がれているか?」
「そのとき腰は無理していないか?」
という細かい動きにフォーカスすることで、インナーマッスルが
自然に使える身体へと導いていきます。







3. 骨盤・肋骨・頭部――この3つの配置がカギ



ピラティスでは、「姿勢」はパーツごとに見るのではなく、

骨盤・肋骨・頭部の位置関係

といった、全体のつながりとして捉えることが大切だと考えます。



例えば…





  •  骨盤が前方にずれて前に傾きすぎると、肋骨が開いて腰が反りすぎてしまいます。

    た、逆に骨盤が後ろに倒れすぎる(後傾)と、背中が丸まり、体幹の支えが失われやすくなります。

  •  肋骨が前に突き出すと、頭が後ろに引かれ、首や肩の緊張が強くなります。
  • 頭部が前に出ると、胸が落ち、背骨を支えるインナーマッスル(腹筋)も使えなくなってしまいます



姿勢を評価するときに、意外と多く見られるのが、
「スウェイバック姿勢」と呼ばれるような、
骨盤が前に押し出され、肋骨が後ろへずれ、頭部が前方に落ちたような姿勢になることがあります。
この姿勢は、一見背筋が伸びているように見える場合もありますが、
実際には肋骨が後ろに引かれ、体幹の働きが低下している状態です。




本人としては「背筋を伸ばして良い姿勢をとっている」
と感じていても、実は背骨の自然な湾曲が失われ、関節の遊びがなくなり、
動きの自由度を失っていることが少なくありません。





このように、骨盤・肋骨・頭部の「配置のバランス」が崩れると、
体幹の筋肉がうまく働かなくなり、呼吸が浅くなったり、
姿勢を維持するために余計な筋肉に力が入りやすくなったりします。
結果として、体全体のエネルギー効率が下がり、
消費エネルギーが減ることで代謝にも影響が出てしまうのです。




つまり、ただ“背筋を伸ばす”のではなく、体の各パーツが連動して整っていることが、
機能的な姿勢=動ける体=痩せやすい体につながるというわけです。



4. 姿勢を整えると、なぜ痩せるの?



姿勢が崩れると、体はどこかで無理してバランスを取ろうとします。

たとえば腰を反らせたり、くたっと腰を丸めたり、太ももに力を入れすぎたり。


こうした代償動作が続くと、特定の筋肉ばかりが繰り返し使われることで、

その部位に負担がかかりやすくなります。




特に太もも前や腰周りなどは、

常に力を入れて使っている状態になりやすく、血流が滞ったり、

筋肉の柔軟性が低下したりして、

脂肪が落ちにくい“痩せにくい部分”になりやすいのです。




また、関節の動きが制限されたり、筋バランスが崩れることで、

全身の連動がうまくいかず、動作そのものがぎこちなく感じるようになります。




一方で、骨盤・肋骨・頭部の位置が整っていると、呼吸が深くなり、

インナーマッスルが自然と使える状態になります。

そうすると体幹が安定し、無理なく姿勢をキープできるようになり、

日常の動きすべてが“ちょっとしたエクササイズ”になるのです。







それが、姿勢改善がダイエットにつながる“本当の理由”です。




5. トモミピラティススタジオでは「動きの質」を整えます。



ピラティスは、「正しい姿勢に矯正する」ものではありません。

自分の体を“正しい位置”に導きながら、

動きをコントロールする力を高めるトレーニングです。







特にトモミピラティススタジオでは、次の3点を大切にしています




  •  骨盤・肋骨・頭部の配置バランスを整える
  •  動きの中でインナーマッスルを使える身体を育てる
    (動きの中で、良い姿勢に気付いていただく働きかけや、重力に対して身体を上に引き上げるお声がけと動作の導き)
  •  姿勢を“止まった形”ではなく“しなやかな動作”として育てていく






あなたの姿勢、見た目だけで整っていると感じていませんか?
もしかしたら、関節の動きを止めて“形”で固めているだけかもしれません。




一方で、猫背や反り腰のように、誰が見ても

「姿勢が悪い」とわかるパターンもあります。



背中が丸まりすぎたり、腰が過度に反っていたりすると、

見た目だけでなく動きのバランスも崩れやすく、体への負担も大きくなります。




どちらのタイプも共通して言えるのは、姿勢を「静止した形」として捉えるのではなく、

「動きの中の連動性」として見直していくことが大切だということ。




美しく痩せて見える人って、実は“動き”が綺麗なんです。

所作がしなやかで、自然に姿勢が整っている。




「姿勢を変えて痩せたい」なら、

まずは動きの質を見直すこと。

それがあなたの身体を、無理なく美しく整えてくれます。








おしりほぐしで腰痛・肩こりも解消して美姿勢になる理由を解説


私たちの体は、実は全身がつながっています。

腰痛や肩こりの多くは、お尻の硬さが関係していることをご存知でしょうか?

お尻の筋肉が硬くなると、骨盤のバランスが崩れ、それが結果的に腰や肩に負担をかけてしまうのです。

そんな体のつながりを理解するのに役立つのが、アナトミートレイン(Anatomy Trains)という考え方です。


ここでの「アナトミー(Anatomy)」は解剖学、「トレイン(Trains)」はつながりを意味し、

全身の筋肉や筋膜が線路のように連結して影響し合っていることを表します。








その中でも、中殿筋はこのつながりにおいて重要な要となる筋肉です。

わかりやすく言えば、新宿駅のような存在。

新宿駅で事故が起きて電車がストップすると、多くの路線に影響が出てしまうように、

中殿筋が硬くなると、体のさまざまな部位に影響を及ぼします。






中殿筋の役割とそのつながり


中殿筋は、股関節の外側にあり、歩行時のバランスを保つ重要な役割を果たします。

しかし、それだけではありません。

中殿筋は、表層の大殿筋筋膜や外腹斜筋筋膜、広背筋筋膜とつながり、

深層では胸腰筋膜、内腹斜筋筋膜、仙結節靭帯などとも関係しています。



つまり、中殿筋に刺激を与えることで、体の表層から深層にまで影響を及ぼすことができるのです。

これは、全身の筋膜ネットワークにアクセスできる数少ない筋肉の一つであり、

まるで新宿駅を経由することで、あらゆる場所へスムーズに行けるようなものです。



中殿筋をほぐすことで得られる変化


1. 腰痛や膝痛の軽減


中殿筋が硬くなると、骨盤のバランスが崩れ、腰や膝に負担がかかります。

しかし、中殿筋をほぐすことで、骨盤の安定性が増し、腰痛や膝痛の改善が期待できます。


2. 姿勢の改善&ぽっこりお腹の解消


中殿筋が硬いと、骨盤の前後の傾きが崩れ、反り腰や猫背を引き起こします。

その結果、内臓が前に押し出され、ぽっこりお腹の原因に。

中殿筋をほぐすことで骨盤が正しい位置に戻り、自然とお腹も引き締まります。


3. 肩こりの改善


お尻をほぐすことで肩こりもラクになります。

肩こりの原因がお尻にあるわけではないのですが、肩こりって意外と複雑。

でも、第一の原因は姿勢の悪さです。正しい姿勢はどこにも無理がなく、疲れにくい状態。

中殿筋が硬くなると骨盤の傾きが変わり、その影響で肩や首に余計な負担がかかります。

だから、お尻をほぐして姿勢を整えれば、肩も楽になるんです。



4. 全身のつながりを取り戻す


体の外側から中殿筋を刺激すると、浅層・深層の筋膜を通じて全身に影響を与えます。

まるで、新宿駅を通じてさまざまな路線がつながるように、

体の一部をほぐすことで全身の流れが良くなり、バラバラだった体の感覚が統一されます。





中殿筋は、ほぐすべき筋肉!





全身の筋膜ネットワークの中で、中殿筋は非常に重要な要の役割を担っています。

硬くなったままだと、電車のダイヤが乱れるように、腰痛や膝痛、

姿勢の崩れなど様々な問題を引き起こします。

しかし、中殿筋をほぐすことで全身のつながりが回復し、

痛みの改善や姿勢の向上が期待できるのです。


もし、腰や膝に違和感があるなら、まずは新宿駅=中殿筋を整えることから始めてみませんか?







【参考文献】



磯﨑文雄 (2018)『100歳まで歩けるやわらかおしりの作り方』青春出版社


マイヤーズ, トーマス W. 『アナトミー・トレイン』
第3版 板場英行・石井慎太郎 訳  医道の日本社(2015)


ピラティスでしなやかな動きを手に入れる!



トモミピラティススタジオでは、マシンピラティスのレッスンに

『おしりほぐしエクササイズ』を取り入れています。



お尻の筋肉である中殿筋と、その筋膜をほぐすことで、

股関節や背骨の動きがスムーズになり、

ピラティスの効果をより実感しやすくなります。



おしりが硬いと、動きが鈍くなる?



デスクワークなどで長時間座り続けていると、

お尻の筋肉が硬くなり、股関節の可動域が狭くなってしまいます。


「腰が重い…」「動きがぎこちない…」

そんなお悩みを持つ方にこそ、おしりほぐしが重要です。



お尻まわりをほぐすことで、


  • 腰への負担が減り、姿勢が整う(腰痛改善)
  • 股関節の可動域が広がり、しなやかな動きへ導く
  • 骨盤の安定性が増し、膝がスムーズに動く
  • インナーマッスルが働きやすくなり、お腹周りの引き締めに繋がる
  • ヒップラインが整い、美しいシルエットへ


といった変化を感じられる方が多いです。




中殿筋は、意識しないとほぐれない


中殿筋は、日常生活ではあまり意識されない筋肉ですが、

実は立つ・歩く・座るといった基本動作に大きく関わっています。



しかし、この筋肉には的確なストレッチ方法が少なく、

放置するとどんどん硬くなり、動きを妨げる原因に。


だからこそ、ピラティスの視点で「しなやかさ」を大切にするなら、

中殿筋のケアは欠かせません。


ピラティス×おしりほぐしで、体のバランスを整える



トモミピラティススタジオでは、

ピラティスの動きの中に『おしりほぐしエクササイズ』を取り入れ、

より効率的に体を整えられるよう工夫しています。


こんな方におすすめおすすめ



  • 長時間座りっぱなしで、お尻や腰まわりの硬さを感じる方
    (腰痛がある)
  •  ピラティスの効果をより高めたい方
  •  股関節や骨盤の動きをスムーズにしたい方
  •  しなやかな動きを手に入れ、美しい姿勢を目指したい方
  •  お腹やヒップラインをスッキリさせたい方
  • 下半身のシルエットを整え、ボディラインを引き締めたい方
  •  産後の体のバランスを整えたい方
  •  骨盤周りを安定させたいと感じる方
  •  気になる尿トラブルをサポートするエクササイズを探している方
    (尿漏れ・尿トラブルでお悩みの方)
  • しなやかで動きやすい体を手に入れたい
  • 腰や膝への負担を軽減したい
  • 姿勢を美しく整えたい




ピラティスは治療ではなく、予防のための運動



ピラティスはリハビリテーション医学をベースにした予防運動です。

痛みや違和感が出てからではなく、

日頃から体を整えることで、不調を防ぐことができます。



特に、腰痛や膝の痛みが気になる方は、

ピラティスとおしりほぐしを組み合わせることで、

動きやすく快適な体づくりをサポートできます。


もちろん、すでに違和感を感じている方には、

適切なサポートが必要です。

当スタジオでは、医療機関とも提携し、

安心してレッスンを受けていただける環境を整えています。


「ピラティスでしなやかに動ける体を作りたい!」

そう感じたら、ぜひ一度レッスンを体験してみてください。






【参考文献】


磯﨑文雄 (2017)『おしりをゆるめれば一生歩ける』白夜書房





腰痛・脚太り・ぽっこりお腹の原因は「おしり」!?




「腰痛がなかなか治らない…」

「脚が痩せにくい…」

「ぽっこりお腹が気になる…」


こんなお悩み、実は おしりの筋膜の癒着 が原因かもしれません!



「え?おしり?」と思うかもしれませんが、実は 日本人はおしりの筋肉がこわばりやすく、
柔軟性を失いやすい傾向がある なんです。



しなやかに動くために必要なのは、筋力だけではありません。
筋膜の柔軟性が失われると、動きが制限され、腰や膝に負担がかかりやすくなります。




そこで、私がピラティスレッスンに導入して皆様にお試しいただいているのが
 筋膜リセットベルト『おしりの神様』 です!



40年間の臨床データから生まれた筋膜理論、


この『おしりの神様』の理論は、 磯﨑文雄先生が40年間で8万人の治療をして得た臨床データに基づいています。



腰痛や姿勢の悩みは「骨」の問題と思われがちですが、
実は 筋膜の癒着 が大きく関係していることが分かっています。


特に おしりの筋膜の状態が、全身の動きや不調に影響を与えることが、
長年の研究と治療の現場から明らかになっています。



私自身、ピラティスを通じて「しなやかに動くこと」の大切さを伝えていますが、
そのしなやかさを引き出すためには、筋膜の状態が重要であると実感しています。



筋膜の状態を整えることで、カラダのバランスを最適に保ち、

よりスムーズな動きをサポートできます。ベストな筋肉状態を保つための筋膜マッサージや、
競技ごとの正しいトレーニング方法など、ピラティスの視点と筋膜理論を組み合わせることで、
より効果的に動けるカラダを目指せる のです。




中殿筋は、普通に生活しているだけでも年々硬くなる



磯﨑先生は、腰痛の原因である 「中殿筋の筋膜の癒着に対する正しいアプローチが無い」
 と指摘しています。


特に、日本人を含む東洋人は、西洋人に比べて 大殿筋(おしりの大きな筋肉)が小さい ために、
中殿筋がその動きを補わなければなりません。



しかし、この負担が積み重なることで、
 中殿筋の筋膜に深刻な癒着が生じやすく なります。



その結果…




  • おしりが扁平化し、ヒップラインが崩れる
  • 骨盤のバランスが崩れ、ぽっこりお腹になりやすい
  • 姿勢が悪くなり、腰椎や膝に負担がかかる
  • 歩幅が狭くなり、脚がスッキリしにくくなる

つまり、 おしりの筋膜のケアを怠ると、全身のコンディションに影響を与える ということ。

さらに、 正しいお尻のマッサージができる治療家は、実はほとんどいないとのこと。




磯﨑先生の8万人の症例からも、 骨に異常のない腰や膝の不調の80%が
「中殿筋の筋膜の癒着」
によるもの であることが分かっています。



中殿筋には、的確なストレッチ法がないため 

マッサージする以外にゆるめる方法がありません。



しかし、お尻のマッサージは医療マッサージの国家資格を取得するための学校でも、
ほとんど教えられていないという現実があるそうです。



この問題を解決し、 中殿筋の筋膜治療が当たり前になる未来を願い、
磯﨑先生が開発したのが、筋膜リセットベルト『おしりの神様』です。



筋膜ローラーや市販のボールでは届かない「黄金ポイント」へ集中ケア



筋膜リリースといえば 筋膜ローラーや市販のボール を使っている方も多いですよね。


これらは 広範囲にアプローチできる ものの、
 肝心な「黄金ポイント」にはピンポイントで届きにくいという弱点があります。



『おしりの神様』は、 磯﨑先生の肘の大きさ・角度・圧力をデータ化 し、
黄金ポイントに集中アプローチできる設計になっています。


だからこそ、 手技で施術を受けたような感覚で、おしりの深い部分までしっかりケアできるのです!


私自身、ピラティスレッスンの中でこのベルトを活用することで、更に動きの質が変わることを実感しています。




こんな方におすすめ!

✅ 腰や膝に負担を感じやすい

✅ デスクワークが多く、おしりのこわばりを感じる

✅ おしりのラインが気になる

✅ お腹まわりがスッキリしにくい

✅ 脚がスッキリしない、むくみが気になる

✅ 歩幅が狭くなった、つまづきやすい

✅ 産後の骨盤まわりのケアをしたい

✅ スポーツや運動のパフォーマンスを上げたい

✅ 更年期世代で骨盤まわりの変化を感じる方

✅ 骨盤のサポートをしたいと考えている方


『おしりの神様』は、骨盤まわりの筋膜ケアをサポートすることで、日常生活での快適な動きを目指します。

更年期世代の方にも、骨盤のバランスを整えたいというニーズに応えられるアイテムとして活用されています



【参考文献】

磯﨑文雄 (2017)『おしりをゆるめれば一生歩ける』白夜書房


磯﨑文雄 (2018)『100歳まで歩けるやわらかおしりの作り方』青春出版社



「産後、くしゃみをしたときにヒヤッとした」
「最近、トイレが近くなった気がする」…


こんな悩み、ありませんか?



実は、それ骨盤底筋群の衰えが原因かもしれません。
骨盤底筋群は、内臓を支える大切な筋肉。
特に出産や加齢でダメージを受けやすく、
気づかないうちに機能が低下してしまうことがあるのです。


でも大丈夫。骨盤底筋群は、
正しい動きと意識でしっかり回復できる筋肉。
ここで大切なのが、ピラティスです。



ピラティスで骨盤底筋群を目覚めさせる



ピラティスは、「インナーユニット」と呼ばれる


深層の4つの筋肉(横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群)
を連携させながら動くエクササイズ。
そのため、骨盤底筋群が自然と活性化され、本来の機能を取り戻しやすいのが特徴です。



特に、ピラティスで大切にしている呼吸は、
骨盤底筋群と密接に関係しています。



呼吸と骨盤底筋群の関係


「呼吸で筋肉が鍛えられるなんて本当?」
と思うかもしれません。
でも、骨盤底筋群は、呼吸に合わせて自然に動く筋肉。
特に息を吐くときに意識することで、内側からしっかり働いてくれます。


呼吸を意識しながら生活するだけでも、骨盤底筋群の働きは変わっていきます。



骨盤底筋群を意識するだけで、体が変わる



「骨盤底筋を鍛えるのは難しそう…」と思うかもしれません。


でも、特別なエクササイズをしなくても、日常のちょっとした意識で変えられるんです。


例えば、



  • 椅子に座るときに、骨盤を立てるように意識する
  • 歩くときに下腹を軽く引き上げるようにする
  • 呼吸を深くして、息を吐くときに骨盤の奥が引き締まる感覚を持つ


たったこれだけでも、骨盤底筋群は少しずつ目覚めていきます。


産後ママ・40代・50代変化を楽しむあなたへ



「産後のダメージがなかなか回復しない」


「更年期に入って体が変わった気がする」

そんな悩みを抱えているなら、まずは骨盤底筋群を意識してみてください。


体は、ちゃんとケアすれば応えてくれます。
いまの状態はずっと続くものではありません。


ピラティスを通じて、自分の体を大切にする時間を作ることが、これからの自分をもっと心地よくする第一歩。
焦らず、でも確実に。まずは、今日から呼吸を意識してみませんか?


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Tomomi Pilates Studio



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